どーもー!
とうとうNetflixが無料期間(30日間)をすぎたのに解約できなかった私ですよ!
でも、そのおかげで、念願の「カメラを止めるな」がみれました!
めっちゃおもいしろいことを誰かに話したくてしかたないけど、今更でしょうか?
上映されたのが2017年の11月ってことはほぼ2年!
あれだけ話題になって、とにかく最後までみろ!というワードだけを胸に
いつか無料で見る日のために、ずっとネタバレを阻止しつづけてきた甲斐がありました〜
ま、月額は払ってるけど!
いや〜ちょっと泣きましたよ〜。感動した。ほんと面白い。
映画っていいですね。
観てないかたは、ぜひ、ネタバレ0で見てください!
そんなことよりも、今日は先日富山旅行で知った「カイニョ」についてのお話です。
富山県の砺波(となみ)平野には江戸時代以降
「散居村(さんきょそん)」と呼ばれる集落が発達したらしいのですが、
この散居村というのは、ひろ〜〜〜〜い耕地に民家が散らばって点在しているのが特徴で
田んぼの中にポツン、ポツンと家があるイメージです。
家の周りが水田になっているので、農業する人には近いのでとっても便利!
そのかわり、家が集まっているわけではないので厳しい冬を各自で乗り超えるため
屋敷林を形成するようになったのだとか!知恵〜!
その家の周りの屋敷林を富山県の砺波平野では「垣入(カイニョ)」と呼びます。
こんな感じのやつです↓
この「垣入(カイニョ)」の役目は
①雨風から家を守る!
②目隠し!
③燃料になる!
④冬暖かく、夏涼しい!
⑤家の建て替えのときに建築用材になる!!
ちょちょちょ!
なんて便利なんですか、カイニョ!
万能すぎるでしょ!!!
薬で言ったら「正露丸」くらい万能ですやん。
越中だけに薬で例えてみましたよ〜
そんなすごいカイニョ、実はもう一つ役割があったのです。
なんと!!
カイニョの大きさは、家柄の良さを表した!
この大きさが、農家のステータスだったのです!
これ、大きければ大きいほど地位の高いと言われている古墳と同じ考えかたですね。
「高(土地)は売ってもカイニョは売るな」という言葉が古くから伝わるほどに。
いや〜改めて木って素晴らしいですね。
切れば建築用材や燃料にもなり、
あつまって立ってれば風よけや気温の調節、
さらにはその大きさがステイタスになるなんて!
これからも、いろんな木を探して旅を続けます。
▲砺波平野を見渡せる展望台からとった写真
▲砺波平野を見渡せる展望台からとった写真を無理矢理拡大した写真
▲この日記を書きながら飲んでいたいろはすをみると偶然にも「砺波の天然水」だった!
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