1月のある日、私たち[人と木]のスタッフは取材に行きました。
目的地は、広島県廿日市市木材港にある山陽木材株式会社。
[人と木]の絵本棚などに使用している木の卸問屋さんです。
倉庫のなかへ一歩入ると、そこには高く積み上げられた木と木と木・・・・。
無垢の木の優しい香りが充満し、まるで森に来たかのような心地良さ。
ここで、木のお話しを聞きました。
[人と木]の木はフィンランド・ヘルシンキの木材会社から仕入れているそうです。
●北欧産と北米産では同じ針葉樹でも、大きさや太さ、色が違い、北欧産の方が手づくりの家具に適していること。
●木は、用途に応じてあらかじめ現場で加工されて入ってくること。
●角の丸みや太さなど、ニーズに合わせたプレカットにより高い品質を保っていること。
などなど興味深い話ばかり。
もちろん卸問屋さんなので、家の建材となる檜や杉板から、大型家具に使われる米松など、たくさんの木材がありました。取材中も、それらの木がどんどん出荷されていきます。
[人と木]の木は、遥か遠いフィンランドから広島県廿日市市まで運ばれ、さらに絵本棚やおもちゃに生まれ変わって、子どもたちと一緒に成長していく。
長い旅の最後の場所が、かわいい子どもたちのいるところでよかったねえ、と木に感情移入してしまった取材でした。
Mar 09, 2017
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